今あるスマホをICカード(Suica、Pasmo等)対応にして使うちょっと無理矢理な方法
お世話になっております。
2016年10月25日、iPhone7がSuica対応になりました。
レビューや記事をいくつか読みましたが、iPhoneをかざすだけでお会計が出来て、
特に改札やコンビニ等では、重宝しそうです。
実は「モバイルSuica」というのは、一部Android端末では昔からある機能ではありました。
しかしNFC対応である必要があったり、そもそもSuica限定で他の交通系ICカード(PasmoやICOCA等)には対応していません。
そこで今回、iPhone7でもNFC対応のAndroidスマホでもないスマホを、
多少無理矢理ではありますが、基本どんなICカードにでも対応できる端末にしてしまう方法を、紹介したいと思います。
もちろん分解・改造は行いませんし、「手帳型ケース」は使わない方向で。
「Suicaをスマホと一緒に持ち歩きたくないけど、手帳型ケースは嵩張るからイヤ」
という、私みたいな方にオススメです。
準備するもの
今回使用するものは、以下の4点です。
「防磁シート」という、耳慣れないものが含まれていますが、
こいつが今回最大のキモです。これがないと話になりません。
これが何かというと、スマホの電波がICカードの読み取りの邪魔をする事を防ぐものです。
もうお気づきかと思いますが、
スマホに柔らかいケースを付け、防磁シートを挟んでICカードを入れてしまおう、
という魂胆です。
準備
なんてことはありません。
スマホケースの内側に、
ケース―ICカード―防磁シート
この順番で重ね、
上からスマホをはめて、完成です。
簡単でしょ?
よーく見るとICカードを入れただけ、背面が膨らみます。
しかしiCカード一枚分の膨らみなので、そこまで気になった事はありません。
使ってみて
○良かったところ
この仕組を採用して、コンビニや改札など、ICカードが使える所では積極的に使っていますが、
今のところ誤作動等はありません。防磁シートのお陰で、認識が阻害される事はありません。
物理的にICカードが入っているのに、わざわざ電源やアプリを立ち上げる必要もなく、
カードの種類も選ばないので、手持ちのカードが無駄になることもありません。
○悪かった所
最も困ったのは、精算機で乗り越し精算が出来ないこと。
駅の中にある精算機は、カードを取り出して操作する必要がありますので、
一度ケースで挟んでしまったカードを取り出すのは、至難の業です。
但し駅の改札窓口まで行き、駅員さんにお願いすれば取り出さなくてもチャージできるので、
それさえ苦にならなければ、問題ありません。
それか乗越する前に、コンビニ等でチャージしておくと良い感じです。
また背面にICカードを入れる関係で、背面が湾曲しているスマホには使えません。
まとめ
上記「悪かった所」を飲む事ができれば、わざわざ対応端末に買い直す必要もありません。
但しiPhone7にある様に、スマホからICカードにチャージは出来ないので、
そちらには気をつけてください。
この作戦、思った以上に快適です。
お昼時のコンビニや夜食等、お財布を持ち歩く回数がぐっと減りました。
騙されたと思って、一度試してみてください。
しゃっちー