Nintendo Switchの体験会に行ってきた(実機感想編)
毎々お世話になっております。
2017/01/13(金)にNintendo Switchの発表があり、
それに伴い東京ビッグサイトにて、Nintendo Switchの体験会がありました。
前回の記事では、会場の様子をレポートいたしましたが、
今回は実際に実機を触ってみて、思ったことや感じたことを、
任天堂信者の主観100%で、まとめてみようと思います。
ちなみに前回の記事はこちら↓↓
と、その前に、こう見えて元格ゲー勢(鉄拳)なため、
スティック入力(←・→等)を、テンキー表記(4・6)で記します。
その方がシンプルですし。
なのでもし「623ってなんやねん!」って方がいらしたら、
こちらのページをご参照ください。
ちなみに623は「→↓↘」で、昇竜拳が打てます。
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Ultra Street Fighter 2 をテーブルモードでプレイ
まず最初に触ったのはUltra Street Fighter 2。
あまり得意なゲームではないのですが、一番待ち時間が短かったのと、
Joy Conに触ってみたかったので、これにしました。
本体をテーブルに置き、Joy Conを一つずつ使ってプレイする、
「テーブルモード」というスタイルでプレイ。
知らないお兄さんと、対戦してきました。
まず気になったのは、画面の小ささ。
こればかりは仕方ないのですが、二人でプレイするには小さいかな。
ただ「お互いの体温を感じながら」というコメントが小泉さんからもあり、
そういう意図、ということにしている感はあります。
次に気になるのは、やはりJoy Con。
どう考えても小さいと、プレイするまでは思っていましたが、
握ってみた感触は、スマホの横幅に近い印象。
握り心地は悪くないですし、ゲーム出来ないかと言わればそんなことは無いです。
ただそれより気になったのは、スティックとボタンの距離。
他のモードで遊ぶときのことを優先すれば、仕方ないののですが、
「おすそ分け」して横持ちすると、正直近すぎるかな。
Street Fighterなので昇竜入力(623)をよく使いますが、
スティックに一番近いボタン(小P)の昇竜拳は、とにかく入れにくかったです。
あと1P側はスティックの位置が本当にJoy Conの端っこなので、
1を入れているかと思ったら2だったり、そういうトラブルがありました。
グラフィックに関しては、SF2のリメイクなのでなんともですが、
決して荒いとか、汚いとか、そういう印象はありませんでした。
TVと繋いで大画面にしてもキレイなので、ここは特に問題じゃないかな。
ぷよぷよテトリスSをJoy Conのおすそ分けモードでプレイ
さて、個人的な大本命。ぷよぷよテトリス2をプレイしました。
こちらもJoy Conの「おすそ分け」モードで、今度は4人対戦。
どうも他の3人は完全に素人だったので、完全に接待プレイでしたが、
これはちょっと問題ありだなと、正直思いました。
ゲーム自体は私もPS3で持っているので、まぁいいんですけど、
問題はJoy Con。この操作性とゲームの相性が極端に悪い。
SFと違って複雑なコマンド入力は無いのですが、
スティックを弾く感じで8を入れるのが、まぁ難しい。
テトリスで8はハードドロップ(ミノを一気に落とす)で必要ですが、
7や9を入れてしまうと、ミノが動いてしまうので、
スティックとの相性が悪かったです。
十字キーの廃止は、テトリスにとっては致命的かなと感じます。
またJoy Conにストラップを付けるアタッチメントがあり、
それを付けるとL/Rボタンをしっかり押し込まないと、反応しません。
この感覚がちょっと慣れなかったです。
まぁこれはあくまで「ゲームとの相性」の問題。
ただSFもそうですが、激しくて早い操作を求められるゲームだと、
「おすそ分け」モードは、かなり厳しいんじゃないかと思います。
ドラゴンボール ゼノバース2を携帯モードでプレイ
ここまでどちらもJoy Conの小さいコントローラーだったので、
ここで「携帯モード」でできるゲームをプレイしました。
Nintendo Switchは携帯機としても使えるというので、
最も気になるのは、やはり重量。
昔のiPadみたく、便利だけど激重とかだと、持ち運びたくすらなくなります。
ところがどっこい、Nintendo Switchの携帯機モードは、
びっくりするほど軽かったです。持った瞬間声が出ました。
これでジャイロや加速度センサーも入り、なんかすごい振動機能もあって、
タッチスクリーンなんですから、驚きです。
グラもかなりいい印象。TVモードと全く遜色ないです。
ちなみにこのゲーム、Joy Conを接続するコントローラーでも出来ました。
このサイズになると、普通のコントローラーと変わらないため、
操作感等に、まったく支障はありませんでした。
DBも格闘ゲームの体ですので、かなり激しめですが、
誤入力や誤作動などは、特にありませんでした。
それより若干気になったのは、携帯モードの持ち具合です。
本体は軽く、持っていても全く苦にはならないのですが、
画面の両脇にコントローラーが付くと、今度はコントローラーが広すぎて、
個人的には慣れませんでした。
まぁWiiUとかこんな感じなので、私が慣れないだけですけど、
一応ご報告。
総括:結局「買い」なのか
Armsや1 2 Switchのような、Joy Conをぶん回す系のゲームは出来ませんでしたが、
Switchに求める機能を、試す事が出来たかと思います。
その上で私が感じたことは、
「家でもできる」携帯ゲーム機
ということです。
任天堂としては据え置き機として売り込みたそうですが、
これは完全に携帯機の枠だと思います。ただし超高品質。
そして家に帰れば、大画面にコントローラーでプレイ可能。
個人的には、この「家でできる携帯ゲーム機」という枠が、
実はどストライクだったりします。
社畜と化し、時間的制約が大きい生活を送っていると、
ゲームができるのって、実はスキマ時間くらいなんですよね。
そんなスキマ時間に、わざわざ据置機を立ち上げて、がっつりプレイするのって、
結構気力と体力が入ります。
そのためどちらかと言うと、携帯機が進歩してくれるとありがたい。
スキマ時間はもちろん、寝る前とかにちょっとゲームするのも楽。
加えて「やろうと思えば大画面でできる」と言うのは非常にありがたい。
問題があるとすれば、それこそJoy Con。
これでガッツリゲームをするのは、あまり現実的ではないし、
おそらくそれは任天堂側も意図していないと感じます。
シーンとしてはパーティとか、人が集まる所で、
「Switchあるで。ちょっとやらへん?」
と所有者がちょっとお試しでゲームを勧めて、
「ええやんこれ! 買ったろ!」
と思わせ、次からは本体を持ち寄って皆でやろう。
……こういう魂胆だと思います。
だからJoy Conはあくまでお試し。しっかりやるなら本体を買ったほうがいいです。
それか上記の、Joy Conをぶん回す系のゲームに特化させるとか。
絶対出るでしょ。メイドインワリオ。
また本体を携帯機として使う場合、バッテリー保ちが悪いですが、
充電ポートがUSB-Cなので、モバイルバッテリー対応ってのも大きいです。
その内サードから、グリップ付きバッテリーとか出そう。
個人的に言えば、このNintendo Switch、
全然「買い」な本体だと思いました。
記事的には悪いことが目立っていますが、コンセプトとしてはいい感じ。
ただやっぱりJoy Conの操作性が気になるので、
発売日に購入は、ちょっと控えようと思っています。
どうせ即日完売(含・転売ヤー)になるでしょうし、
その後普通に買えるようになったら、買おうかなと思います。
その頃にはサード製のいいコントローラーとか、色々出てそうですし。
長々ととりとめもなく書きましたが、
Nintendo Switch、とてもいいハードだと思います。
世界一不毛な戦争である「ゲハ戦争」の場では、早速色々言われていますが、
そもそも狙っているゲームの毛色が、任天堂は違います。
60fps超えのヌルヌル画面で、モヤがかった環境でエイリアンと銃撃がしたいなら、
どうぞ他のハードでやってください。私はマリオやゼルダが好きなのです。
今後もNintendo Switch向けに色々なゲームが発表になりそうなので、
そちらを待ちながら、時が来たら買おうかと思います。
とりあえず「ブレス・オブ・ザ・ワイルド」は、購入決定かな。
というわけで、Nintendo Switchの体験会に行ってきた、という報告でした。
ではでは。
しゃっちー
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