しゃっちーの社畜日記

社畜だけど自由に生きたいからブログにまとめます。会社の愚痴はボヤいて忘れる。

Samyangの格安魚眼レンズ「8mm F2.8 UMC FISH-EYE II」を購入(レンズ紹介編)

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お世話になっております。

先日チラッと書きましたが、
キヤノンのミラーレス一眼「EOS M5」を購入しました。

小さくて軽くていいカメラなので、
ふらっと持ち出して神社巡り等しているのですが、
ふっとある時、「魚眼レンズ」というものに興味を持ちました。

そこでM5に合う魚眼レンズを探していたのですが、
MシリーズのEF-Mマウントに、キヤノンから魚眼ってまだ無いんですね。

EFマウント用のものにアダプタ噛ませて使うのもアリなのですが、
レンズのお値段、定価で約160,000円もするため、手が出ない。。。

そこでヨドバシやAmazonを探っていた所、
Samyangという、正直聞いたことの無い韓国のメーカーから、
EF-M用の魚眼レンズが出ているとか。
しかも定価で42,000円! 安い!

なんか怪しさ満点ではありますが、
日本の代理店はあのケンコー・トキナーですし、
ネット上の評価もわりと高かったため、
とりあえず物は試しに、購入してみました。

今回はそんなSamyangのレンズを紹介する記事となりますが、
作例を含め使用した感想や、仕様に関する話は、
長くなるため次の記事にまとめたいと思います。

~目次~

モノはいい ただし安さにはワケがある

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こちらが実物。
メーカー名がドーンと書いてあるため気になる人はいるかもですが、
安いっぽいとか雑とか、そういう印象は受けませんでした。

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レンズは球形。そのためフィルターなどは付けられません
花形フードが付いていますが、こちらは着脱不可
この上から付属のレンズカバーを被せる形になります。
カバーにツメがあるため、ちょっとやそっとじゃ外れる事もなさそう。

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あとポーチ代わりに巾着が付いていますが、
毛羽立つ素材な上、レンズカバーが引っかかって出し入れが面倒なので、
恐らく使うことは無いかな。

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M5に装着すると、こんな感じ。
小さいボディによく似合う、小型のレンズだと思います。
やっぱりアダプタは無い方が、シンプルでいいですね。

 一見しただけでは、なんでこんなに安いのか分からない作りではありますが、
実はこのレンズ、オートフォーカス非対応です。
また絞りも本体側で操作できず、レンズの絞りリングで調整します。

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上がフォーカスリング、下が絞りリングです。
それぞれ焦点距離F値が書いてあります。

この21世紀にマニュアルフォーカスなんて、と思いましたが、
結論だけ言うと、魚眼の場合そこまで支障はなかったです。
これについては、次の「作例編」で述べたいと思います。
ちなみに単焦点レンズなのでズームもできません。

シャッターが切れない!!(要設定)

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新しいレンズを購入した直後って、なんとも言えない高揚感がありますよね。
格安とは言え、何万もする物を購入したわけですし、
これを使って何を撮ろうか、どこへ行こうか、色々考えますよね。

そんなワクワク感の中、レンズを装着して試し撮りしようとした所、、、

シャッターが切れない!!!

あの「カシャ!」という小気味よい音が、全く聞こえないのです。

調べてみた所、このSamyangのレンズには電子接点が無いため、
「レンズなしレリーズ」を「する」にする必要があるんだとか。

ただこの設定、余程普通はいじらないのか、
設定画面の相当奥に、ひっそりありました

1.M5の設定画面から、「C.Fn II:その他」を選択

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2. 「レンズなしレリーズ」が3番目にあるので、「する」を選択

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これで無事撮影する事が出来ます。

こんなん分かるわけないやろ!

私も涙目でググり、キヤノンのM3公式ページからなんとか見つけ出しました。

さっそく撮りに行こう!

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とりあえずその辺の公園で1枚。
ちゃんと魚眼レンズらしい、回りが大きく歪んだ写真が撮れています。

魚眼レンズといえば、鼻の大きいイヌの写真が思い浮かびますが、
実はそれだけではない、いろんな使い方が出来る便利なレンズなのです。

そんなレンズを使って撮った写真や、撮りながら思った事等、
作例も交えながら、次の記事で詳しく書きたいと思います。

格安レンズでどんな写真が撮れるのか、
マニュアルフォーカス・絞りは使い物になるのか。

こちらも併せて一読頂ければ幸いです。

しゃっちー