スマートEXを使って新幹線をPasmo一枚で乗ってみた
毎々お世話になっております。
このお正月休みに、実家のある関西まで新幹線で帰省したのですが、
その際に「スマートEX」という新幹線予約サービスを使ってみました。
PCやスマホで簡単に並ばず新幹線予約ができ、
それでいて年会費無料、割引も色々あるというこのサービス。
実際にスマホのアプリで予約し、新幹線にも乗ってみましたので、
良かった点や、ちょっと気になった点をまとめたいと思います。
～目次～
事前に会員登録が必要
サービスを利用する前に、簡単な会員登録が必要です。
クレジットカードと交通系ICカードの番号を入力。年会費などは一切かかりません。
登録を完了させ、ついでにスマホ用のアプリもダウンロードしましょう。。
もちろんPCからも同じ様に予約できます。
予約は簡単、しかもちょっと安い。
アプリを起動させると、こんな感じ。
ここから利用する駅や時間等を入力していきます。
今回は普通車の指定席。
普段なら時間にゆとりが持てる自由席に乗るのですが、
流石に時期が時期なので。
車両を選ぶと座席も選択できます。
やっぱり窓側から埋まっていくんですね。
座席を選ぶと、乗車する車両を選択します。
ここで分かるのですが、普通に買うより200円安くなっています。
特に条件があるわけではなく、スマートEXで予約すると自動的に割引されます。
更に早特割や、特定の条件を満たす場合にもっと安くなる割引もあります。
予約内容を確認し、予約を確定させます。
もちろん発券は必要無く、登録したICカードのみで改札をくぐることができます。
ちなみに予約のキャンセルや変更も、スマホやPCから行えます。
予約が完了すると、起動画面に表示されます。
ここをタップすると詳細を確認できます。
実際に乗ってみた
という訳で、Pasmo一枚で新幹線に乗ってきました。
本当に改札を通れるのかビクビクでしたが、全く問題ありませんでした。
改札をくぐった際に出てきたのが、上の「EXご利用票」。
乗車には多分不必要ですが、多分チケット確認に来たときに見せるのかな？
ちなみに在来線の料金は、これまで通りICカードから引かれますが、
新幹線の料金は、最初に登録したクレジットカードから引かれます。
在来線→新幹線と同じICカード一枚で通れるのは、やっぱり楽ですね。
荷物も増えないし、チケット忘れも防げますし。
割引があっても人によっては高くつく？
年会費かからないし、荷物も減るし、良いことばかりなサービスではありますが、
一点、わりと大きな欠点があります。
それは「特定市内駅制度・都区内制度」が適用されない、というもの。
どういう事かというと、
例えば東京まで新幹線に乗ると、山の手線内や23区内のJRにも無料で乗れますが、
この制度が、スマートEXだと適用されません。
つまり新幹線駅までの料金は、別途支払う必要があります。
スマートEXを使うと、自動で最低200円の割引となりますが、
どう考えても多くの人は、在来線で200円以上追加で払うことになります。
個人的には定期券等と併用し、そこまで大きな追加費用にはならないのですが、
同じICカード使うんだから、どうにかならないのかなーとも思ったり。
元を取るなら、早特割引などで予約するしかなさそうですね。
とは言っても便利なサービス
若干不満もあるサービスではありますが、
ICカード一枚で新幹線まで乗れるというのは、やはり便利だと思いました。
みどりの窓口に並んだり、チケットを別に持って入る必要もありませんし。
似たようなサービスである「エクスプレス予約」と違い、
年会費無料ていうのも大きいですね。
これで「特定市内駅制度・都区内制度」が適用される様になれば完璧なのですが、
サービスがもっと普及して、JRが本腰を入れてくれればいいなー。
ではでは。
しゃっちー
