【作例多数】最近話題の「Wtulens L」とFujifilm X-T30の組み合わせがエモい
お世話様です。
最近至る所で話題になっている、Utulensというレンズがあります。
そんなUtulensの画角を17mmにまで広げ、
まるでボディキャップかの様に薄くした「Wtulens L」を、
ようやく在庫が戻ってきたので、買ってしまいました。
今回はそんな話題のWtulens Lを、Fujifilm X-T30に付けまして、
街スナップを撮って見ると、なんとも「エモい」写真が撮れましたので、
作例と併せて紹介したいと思います。
(ところでエモいって、どういう意味ですか?)
~目次~
箱が既にエモい
Amazonから届いた時、何が届いたのかと思いましたが、
Wtulens Lは、こんな筒に入ってきます。
中身は説明書の他、マウントとレンズ本体とポーチ。
マウントにレンズを取り付け、本体の完成です。
上でも書きましたが、まるでボディキャップかのようなコンパクトさ。
本当にボディキャップとして付けておいても、良いかもしれません。
ちなみにレンズはスクリューに止まっているだけで、
少し緩めてレンズを前に出すと、マクロ寄りの写真も撮れるとか。
マウントも見た感じシネレンズのCマウントっぽいので、
アダプターを買えば他のカメラでも流用できそう。ミラーレス限定ですが。
覗いてびっくり、撮ってびっくり
早速Wtulens Lと一緒に街へ繰り出したのですが、
快晴だったにもかかわらず、日陰だとISO 2000でようやくいい感じになります。
ただその分、ピントを意識しなくてもいい感じ。
で、とりあえず撮影したのが、上の写真。
全体的にぼやっとし、周辺も光量落ち+ピント流れしてるこの感じ。
フィルムシュミレーションの「ETERNA」も相まって、雰囲気バツグン。
標準(Provia)で撮影すると、こんな感じ。
確かにこちらのほうが、私の記憶にある写ルンですに近い気がします。
ただどちらの写真の方が好きかというと、ETERNAです。
RAWでも撮れますし、後で調整できるのはデジカメの良い所ですね。
暗いレンズなのに、明るい所は良くも悪くも苦手です。
白飛びとフレアでボヤボヤっとした写真が撮れますが、
これすら「味」と思えるのが、このレンズの良さです。
上に挙げた点は、以前紹介したHolgaレンズと共通はしているのですが、
Wtulens Lの良さは、やっぱりより広角に撮れるということです。
広角レンズのメリット・デメリット
先にも書きましたが、このWtulens Lは17mmの広角レンズ。
本家の写ルンですが32mmだそうなので、それよりかなり広く撮れます。
写ルンですのレンズを2枚使っているので、こういうスペックになるんだとか。
私自身よく風景写真を撮りますので、
このレンズに限らず、広角レンズの方が扱いやすいです。
以前紹介Holgaレンズは60mmだったので、正直あまり使いこなせていません。
その点は60mmのHolgaレンズの出番となるのですが、
Holgaレンズは一眼レフ用に作られていますので、
X-T30で使う場合、マウントアダプターの切り替えが面倒です。
街歩きスナップに最適
ボディキャップの様に薄くて軽いレンズなので、
街歩きしつつスナップ的に撮ると、それだけでエモい写真が撮れます。
ISO感度爆上げも気にならないですし、ピントも気にしなくていい。
加えて撮るだけで面白い写真になるので、バシバシ撮りたくなります。
よく見ると細部がボケボケという訳でもなく、非常に良いレンズです。
更にFujifilmのフィルムシュミレーションとの相性が抜群で、
ETERNAが使えるX-T30を買ってよかったと、自分に言い聞かせています(笑)
ではでは。
しゃっちー