【満足】Google Pixel 3aを一週間程使ってみた
お世話になっております。
約4年ぶりにスマホを買い替え、最近話題の「Pixel 3a」にしました。
その価格、税込み48,600円! 約半額!
その代わり色々省かれている為、物足りなさを感じるかもしれませんが、
このスマホを一週間程使い続け、概ね満足できる物だと思いましたので、
私の使用用途を挙げた上で、レビューしてみたいと思います。
スペックは公式HPご参照
この記事では私の感想でレビューしようと思いますので、
細かいスペックや詳細は、公式HPをご参照ください。
一つ注意すべきなのは、3と3aで寸法が若干違うため、
ケースの使い回しができません。購入する際にはご注意ください。
気になる変更点
忘れてはいけないのが、3aは「廉価版」であるということ。
機能的にも制限され、人によっては3のほうが向いているかもしれません。
3と3aの違いで特に気になるは、下記の4点。
① CPU性能が低い、画像処理用CPUが乗っていない
ベンチマークはいろんなところで取られているので割愛しますが、
3Dゴリゴリのゲームをするのなら、3aは厳しいかもしれません。
私は特にゲームをしないので、この点はクリア。
また画像処理用の「Pixel Visual Core」も非搭載なので、
得意のAI画像処理に、若干時間がかかります。
といっても待ちきれない程ではないのと、バックグラウンドでやってくれるので、
そこまで気になる時差ではありませんでした。
②インカメラがシングルレンズになった
3は標準レンズの他、広角レンズが搭載されており、
みんなで自撮り(Wefie)に最適! というのが売りではあったのですが、
その広角レンズが3aでは省略されてしまいました。
これは結構刺さる人がいるかも知れませんが、
普通に使える標準レンズは付いていますし、個人的にあまり自撮りをしないので、
この点もクリア。
③Qi非搭載
これまた最近流行りのワイヤレス充電も、3aは未対応です。
3の発売時には、3をGoogle Home的に使う充電スタンドが出たと思うのですが、
あれは3aでは使えません。
ただUSB Type-Cの急速充電には対応しているのと、
個人的には背面に交通系ICカードを仕込むので、むしろQiは不要でした。
④その他細々
あとは細かい点として、背面の素材がガラスから樹脂になったのと、
イヤホンジャックが復活した点でしょうか。
背面はケースをつけるので、やっぱり問題なし。
イヤホンジャックは使いませんが、あるならあった方が安心できるかな。
あ、あと防水レベルが「防滴」に落ちています。
これが若干怖いですが、そもそもこれまで防滴ですらないスマホだったので、
とりあえず問題なしということにしています。
……と、いろいろ変更点はあるものの、
基本的なところはきっちり押さえているので、普段遣いには支障ありません。
あくまで「格安スマホ」ですので、過度な期待は厳禁、かと思いきや、
Googleが本気出しているところは、3aでも引き継いでいます。
カメラと音とOK Google
Pixel 3が出た時に最も話題に挙がったのが、カメラ性能だったかと思います。
画像処理CPUは非搭載のものの、カメラ性能そのものは3aでも同じだそうです。
上の写真は「夜景モード」で撮った東京駅です。
あの辺は雰囲気を出すため仄暗いのですが、この明るさで撮れます。
ただしカメラ性能ではなく、AIによる分析で明るさを再現してるようなので、
物撮りをしようとすると、手ブレ・被写体ブレが目立ちます。
流石にブレまでは処理してくれないので、これは致し方なし。
それより同じ環境で、ここまで明るく写るのがすごい。。。
この写真は夜景モードではないのですが、ノーマルの状態でも十分綺麗に撮れます。
むしろ普段暗めの写真を撮っているので、色合いはこっちの方が好みだったり。
HDRにも対応しているので、十分綺麗な写真は撮れます。
あとスピーカーのからの音が、スマホにしては良かったです。
普段ラジオを聞く時、家ではスピーカーに繋いで聞いていたのですが、
このスマホならそのまま垂れ流しでも、十分聞くに堪えるレベル。
このスマホでは画面下を握り込むことで、起動させることができます。
「だからどうした」と思う方もいるかと思いますが、
普段の持ち方から、手を動かさずにGoogle Assitantを立ち上げられるのは、
地味に便利だったりします。ラジオの曲名を知りたいときとか。
気になるのはAndroid 9
カメラ機能や本体性能など、ハード面では非常にいいスマホなのですが、
ちょっと気になるのは、Android 9の仕様の方です。
これまでナビゲーションバーには「△ ○ □」が並んでいましたが、
これが今回から横棒一本になり、「△」は必要に応じて表示される形になりました。
つまり「□=アプリ使用履歴」が表示されなくなりました。
バーを2回スワイプしたら表示されるのですが、アクションが増えてちょっと不便。
また「△=戻る」を右側に持ってくるオプションも無いため、
利き手の右手で本体を持つと、戻るボタンが押しにくいです。
またホーム画面にも変化があり、検索バーが下に来たのと、
上部には常に日付と天気が表示される様になりました。
検索バーはさておき、日付と天気の常設は不要なのですが、
なぜか非表示にすることができません。
あとフォルダの形が四角から丸に変更となりましたが、
個人的に形があんまり好きではありません。四角の方がシュッとしてて良かった。
アイコンの形も丸くなったので、未対応アプリはアイコンが小さく表示されます。
慣れてしまえば無問題
ソフト面でちょっと気になる所はありますが、
その内慣れるでしょうし、慣れてしまえば不都合は無くなるかと思います。
端末が変わったのだから、仕様が違うのは仕方ないですよね。
カメラ性能を廉価版で落とさなかったのは高評価。
ただし夜景モードは、どこまで使うかちょっと考えます。
夜なのにまるで昼みたいな写真が撮れますが、
それは「夜の写真」である必要があるのか、という疑問があります。
ゴリゴリゲームをしたりする訳ではないのであれば、
Huaweiが選択肢から消えかかっている中、非常にいい端末ではないかと思いました。
ではでは
しゃっちー
PS: Huawei端末売るタイミングを失くして立ち直れません。