しゃっちーの社畜日記

社畜だけど自由に生きたいからブログにまとめます。会社の愚痴はボヤいて忘れる。

【作例あり】「大人の科学」で二眼レフカメラデビューしちゃった話

大人の科学_二眼レフ-1

 
お世話になっております。
 
オールドレンズに手を出してから、定期的に中古カメラ屋さんに寄るのですが、
底知れぬ魅力をばんばん放っているのが、二眼レフカメラ
見た目がまずおしゃれですよね。独特の撮影スタイルも。
 
そんな二眼レフカメラが、大人の科学 Best Selectionになって出たと聞き、
勢いで35mmフィルムと一緒に購入してしまいました。
底知れぬ沼の入り口を感じながら、フィルム一本撮影してきましたので、
作例と一緒に、紹介したいと思います。
 
 

まずは組み立て

大人の科学_二眼レフ-2
大人の科学_二眼レフ-3
今回はBest Selectionということで、いわゆる復刻版
昔出た時についていた冊子は、残念ながらついていませんでした。
その代り入っていた冊子に、組立方法と撮影方法がまとまっています。
 

大人の科学_二眼レフ-外観1

いきなり組み上がっていますが、1時間半程かかりました
ネジもドライバーも付いているので、そのまま組み立てる事も出来ますが、
レフの保護フィルムを剥がすのに、セロテープだけ別で要ります。
ストラップは付属していません。
 

大人の科学_二眼レフ-外観2

ちょっと注意なのが、全体的にプラスチックなので、
ネジを締めすぎると、ネジ山ごとねじ切れます
何箇所かやらかしましたが、見なかった事にしています(笑)
 
あと小袋にパーツが分かれて入っていますが、
同じ袋に入っている物を、同時に全部使うという訳でもないので、
取説をしっかり見ながら作ることを、おすすめします。
 

すでにオシャレ

大人の科学_二眼レフ-外観3

改めて外観。カメラ下部の「Gakkenflex」というロゴが好き。
下のレンズが撮影用で、上はファインダー用です。
当初シャッター部分も自分で組み立てる形だったそうですが、
今回は最初から組み上がっていました。音が気持ちいいです。
 

大人の科学_二眼レフ-ファインダー

ファインダーを覗くと、左右が逆に写ります。
加えて撮影用レンズはちょっと下にあるので、
いろんな事を考えながら撮影する必要があります。
 

フィルム

フィルムは35mmを使います。中判ではないので注意。
初めて買いましたが、最近値上げしたんですね。

いざ撮影へ

大人の科学_二眼レフ-作例1

どんな写真が撮れるのか。
一枚目は愛車のカブと決めていたので、とりあえず撮った写真がこちら。
ピンぼけ具合といい、全体的な掠れ具合といい、
まるで平成初期かのような空気感を、写真が持っています。
 
大人の科学_二眼レフ-作例2
大人の科学_二眼レフ-作例3
EVFの電子水平器に慣れてしまったためか、水平を取るのが非常に難しかったです。
シャッターがレンズ右に付いているので、そちら側にちょっと傾きがち。
 
大人の科学_二眼レフ-作例4
大人の科学_二眼レフ-作例5
今回は駅前の団地に撮影へ行ったのですが、以前紹介したHolgaレンズ同様、
どこか懐かしさを感じさせる、レトロな被写体との相性が抜群です。
これがフィルムだからなのか、トイカメラに近いこのカメラだからこそなのか。

 
大人の科学_二眼レフ-作例6
大人の科学_二眼レフ-作例7
フィルムのISO感度にもよりますが、暗い所はやっぱり苦手です。
SSも感度も絞りも調整できないため、ISOがより高いフィルムを使う必要があります。
 
大人の科学_二眼レフ-作例8 失敗
大人の科学_二眼レフ-作例9 失敗
冊子にも書いてあるのですが、フィルムを手で送る機構の関係で、
フィルム上の間隔が均一にならず、機械で自動現像してしまうと、
上の写真のように切れ目がおかしなことになります
これを避けるにはお店の人に行って、手動で現像してもらう必要があるのですが、
私が行ったお店は、対応していないようでした。

スマホに直送

ネガ

さて、撮影してきたのはいいのですが、
一番の問題は、撮った写真をどうやって確認・保管するか
紙に焼いてもらってもいいのですが、せっかくなのでデータで欲しい
 

キタムラ-スマホ転送

そこでちょっと調べてみると、カメラのキタムラで現像すると、
紙に焼かず、データをスマホに送ってくれるサービスがありました。
今回上に載せた写真は、このサービスで出力してもらいました。
ついでにCD-Rに焼いたものもくれます(正直要らない。。。)
 
一点注意なのが、小さなお店だと現像機が無いため、
受け取りまでに10日程掛かるそうです。
 

味わい深い沼

XT30-二眼レフ

今回大人の科学を買ってみて、とりあえずフィルム一本分撮ってみました。
撮れた写真はいい味出していて、気を抜くとずぶずぶハマっていきそうなのですが、
ここで気になるのが、コスト面でのハードルの高さ
 
本体は激安なのですが、フィルムがと現像+スマホ転送で2000円強
これで27-36枚しか撮れないとなると、かなりハードルが高いです。
 

WtulensL-作例

そこで比較に出てくるのが、以前紹介したWtulens
写ルンです」のレンズを使ったミラーレス用のレンズで、
これもこれでいい味出した写真が撮れるんですよね。

 

大人の科学_二眼レフ-作例10

とはいえ、ミラーレス一眼(含・コンデジ)からカメラに入った身としては、
写真がどうやって撮影されるのか、よく分かる教材だったと思います。
これを気にフィルムカメラに手を出す? なら写ルンですのほうがコスパいい?
 
ずぶずぶ
 
しゃっちー