【安物レビュー】テレワークで無くなった裏紙の代わりにHOMESTECの電子メモ帳を買ってみた
お世話になっております。
コロナ禍の影響で、奇跡的にもテレワークが弊社では続いているのですが、
そんな中地味に辛いのが、メモ書き用の裏紙がないということ。
普段からアイデアをまとめたりToDoリストを作るのに、紙とペンでアナログなメモを取っているのですが、
オフィスにいれば自然と湧いて出てくるミスプリ裏紙が、在宅勤務だと一切発生しません。
メモ帳を用意するのもありですが、家の紙ゴミが増えるのが気になるのと、
家の環境ではメモ紙を貼り付ける場所もないので、自立するメモがほしいというのもあり、
Amazonで激安だった「HOMESTEC」の電子メモ帳を、購入してみました。
某文具メーカーから出ている電子メモパッドの、半額程の値段で買えてしまう事電子メモ帳が、
やっぱりちょっと気になるところはあるものの、普通に使える製品でしたので、
ここではまとめて紹介したいと思います。
~目次~
激安なのに、性能は高い
全体像はこんなかんじ。8.5インチで大体A5の紙と同じ大きさです。
カラバリが行くつくあったり、ソフトケース付きのものがあったりしますが、
シンプルに黒を今回購入しました。
このボタンを押すと、書いた内容を全消しできます。
逆にいうと全消ししかできません。書き損じを書き直すとか、部分的に残すとか、
そういうことはできません。これは某社の本物と同じです。
裏面にゴミ箱ボタンのロックスイッチがあります。
個人的にはゴミ箱じゃなくて書き込みのロックがあると良かったのですが、
実はこのスイッチ、とても重要です(後述)。
また磁石がついていますが、これは磁石シールが同梱されており、
自分で好きな位置に付ける事ができます。ただしそんなに強くないので使っていません。
某社の本物も、上位機はゴミ箱ボタン用の電池が交換できるのですが、
この安物は、安いにも関わらず電池交換が可能です。
まぁ説明書では電池一個で10万回ゴミ箱ボタンが使えるらしいので、
どこまで電池交換が必要かは不明ですが、ないよりはあったほうが嬉しいですね。
付属のペンは本体に収納可能ですが、まさかの下付き。
Amazonの紹介写真は上下逆さに撮影していますね。買ってから気が付きました。
ただどうせなにかを書く際には、本体を持ち上げる必要があるので、
実はそこまで気になりません。一瞬ビックリするだけです。
このペンを本体から取り外すときに、つい上のゴミ箱ボタンを触ってしまいます。
だからゴミ箱ロックが必要なんですね。実はよく考えられています。
書き心地は悪くない
さて実際に使ってみた感想ですが、書き心地は非常に良かったです。
ちなみに付属のペンを使わなくても、爪など硬いものなら書くことは可能です。
ただその場合画面に傷が入りそうなので、基本は付属のペンを使っています。
試しに色々書こうと思い、この電子メモ帳のいいところをまとめてみました。
まず発色は悪くなく、書いたものはちゃんと識別できます。
めちゃくちゃ軽いため、ちょこっとメモ用にカバンに忍ばせておいてもいい感じ。
ただその場合は硬いものに当たると記入されてしまうので、ケースは必須ですね。
一応磁石付きなので、冷蔵庫に貼り付けて伝言板にする人もいるんだとか。
保存や同期はもちろん、電源という概念すらこの電子メモ帳には存在しないため、
仕事目的にも使えますし、その場ですぐ書けるというのも非常に楽。
逆に気になるところを上げるなら、先に書いたコントラストがちょっと低い事の他には、
結構線が太いため、細かくメモ書きするにはちょっと不向き。
これまで裏紙にシャーペンでメモを取っていたので、同じA5なら相対的に書ける量は減ります。
爪で書いても太さに違いはあまり出ない印象。これはこれで仕方ないとしか。
また右手でメモを取ると、本体の右下がちょっとずつ白くなります。
手が当たるとちょっとずつ反応してしまうため、見た目がちょっと汚くなります。
もちろん手に何かが付くということではないので、気にならなければ無視できます。
ちなみに、とっとと捨ててしまったので残っていませんが、
取説の日本語が難解です。そこはほら、ご愛嬌(笑)
紙がないなら、全然アリな選択肢
実際に仕事で使っている様子を再現してみましたが、
若干文字が太く、書ける量が少なくなる事以外は、実用に耐える安物です。
ただ私の中でベストはやっぱり紙です。特に「ゴミ箱ボタンで全消し」というのは、
仕方がないとはいえ、やっぱりちょっと不便。
裏紙が出ないテレワーク環境では、ゴミも出ないしセキュリティも最強なので、
用途別にもう一台同じのか、もう一つ大きなサイズのものがあってもいいかなと思います。
この在宅勤務環境がいつまで続くか不明なので、どうせ働くなら少しでもいい環境で仕事したいですしね。
ではでは
しゃっちー