SAMSUNGの外付けSSD「MU-PS250B/IT」(T1シリーズ)を買ったら技術の進歩を感じた
お世話になっております。
先日、休日はコメダ珈琲にPC持ち込んで一日中いるという記事を書きました。
いいですよ、コメダ珈琲。
じゃあ一日何をしているのかというと、
最近は愛車のカブに乗って撮った動画を編集する事が多くなりました。
動画編集となると、動画や素材と言った大容量のデータを持ち歩く事になるのですが、
家と外でPCを使い分けているので、データのやり取りが面倒くさい。
そこで今回、SAMSUNGの外付けSSD T1シリーズこと「MU-PS250B/IT」を購入しました。
外付けHDDはよく聞くのですが、これがSSDになるとどう変わるのか。
速度は早くなるのは想像に難くないですが、実際使ってみて、
とっとと買っておけばよかった、と思う程で、外での動画編集が快適になりました。
そこで今回、この外付けSSD「T1」を紹介したいと思います。
とにかく小さい、軽い、そして早い。
今回は250GBモデルを購入しました。
最高で1TBまでありますが、流石に高すぎるのと、
あくまで持ち運び用なので、用途に合わせて必要なデータを持ち運べればいいかと。
で、そのサイズと重さなのですが、公称値は以下の通り、
大きさ:53.2mm x 71mm x 9.2mm(幅x長さx高さ)
重さ:30g
最大転送速度:450MB/秒
30g! 軽い!
改めて数字で見るとそれはそれでびっくりですが、
初めて物を持った時、軽すぎてモック(模型)が届いたのかと思いました。
周りにあるものと比較ですが、T1が乗っている物は名刺入れ(100均)です。
その下にあるのは、以前軽くて薄いとご紹介したモバイルバッテリーです。
一般的な大きさの名刺入れの上に乗っけてこのサイズ感。
コンパクトさはお分かりいただけるかと思います。
薄さ比較。ちょっと厚めとは言え、スマホより薄いです。
もちろんUSB3.0対応で、通信速度も申し分ありません。
「Crystal DIsk Mark」を使って速度を計ってみましたが、
SSDの方が断然いい数字を出しています。
また動画編集ソフトを使って中のデータを直接読み取りながら作業しましたが、
特に遅延が起こることも無く、ロードに時間がかかりすぎることもありませんでした。
ちなみに、実は今回一つ型落ちしたモデルを購入しました。
なぜなら新モデルはUSB-C対応。最新技術ではあるものの、
私の周りにUSB-Cを接続できる物が一つも無いため、
型落ちして安くなってたものにしました。
初期設定に難あり?
外付けSSD全般に言える事なのですが、
初めて使用する際に、フォーマットが必要となります。
通常Windowsなら「ディスクの管理」へ進み、自分でフォーマットするのですが、
そこは流石SAMSUNG、SSDの中にフォーマットソフトが組み込まれています。
その為初めてPCと接続すると、見慣れないソフトが入っており、
しかも容量が200数MBしか認識されませんが、
それで正常です。取説にもそう書いてあります。
しかし、私の環境で初めてT1をPCに繋いだ際、
そのソフトすら認識されない。200数MBの容量も認識されない。
という問題が起こりました。
その為「本当にモックなんじゃないか」といろいろ疑いましたが、
デバイスマネージャー上は、一応認識している模様。
そこでPCを替え、改めて接続すると、難なくソフトウェアを認識し、
そのままフォーマットすることも出来ました。
何だったんでしょう?
あ、ちなみにそのソフト上でパスワード設定もできます。
こちらも特殊なソフトや設定をいじらずに行えるので、便利にできていました。
外付けHDDと比べて
これまでは東芝の外付けHDDを使っていたのですが、
速度はもちろん、コンパクトになった事の影響が大きいです。
このサイズ感!
しかもHDDは衝撃に弱いので、更にハードケース(最下)に入れていたのですが、
その分SSDは(比較的)衝撃に強いとされています。
その為これをそのままカバンの中に転がすことはしませんが、
PCバッグの中に入れて、持ち運ぼうと思っています。
そこでも活きてくるのが、この大きさ。
写真の真ん中にいますが、A4サイズのノートPCバッグにもすっぽり。
やろうと思えばHDDも入りますが、やはり衝撃が怖くて出来ません。
またHDDは機械的に中身を回転させる必要があるため、
ノートPCだとバッテリーを余計に消費し、
USBハブを咬ますと、補助電源が必要になることがほとんどです。
その点SSDにその様な機構は無いため、バッテリーの節約になりますし、
補助電源がなくても、T1は認識されました。
今のところ、非の打ち所なし
SAMSUNGの外付けSSD「MU-PS250B/IT」(T1シリーズ)ですが、
大きさ・重さ・速度、申し分ないです。
強いて言うなら、SSD全般に言える事ですが、
容量(250GB)に対して、価格が高い(1万円強)と言うのはあります。
しかしそこは了承の上で購入しているので、欠点にはなりません。
昔に比べて、随分安くなりましたしね。
という訳で、外付けSSDを買ったら技術の進歩を感じた、というお話でした。
惜しむらくは日本企業の製品じゃないということ。
小型軽量化は日本の専売特許だったのに、もっと頑張って欲しいものです。
……まぁ流石にSSDは爆発炎上しないと信じています(笑)
しゃっちー