EOS R5/R6発売! それでもEOS M5 Mark Ⅱを待ち続ける理由
いつもお世話になっております。
いよいよCanonからフルサイズミラーレス一眼カメラである、
EOS R5/R6をが発売されましたね! 私も発表をリアルタイムで見ました。
その中でもCanonのフラッグシップ機につく「5」という数字を、
進行の方や紹介動画の中でも、特に強調されていたように感じます。
私のミラーレス一眼「EOS M5」なんですけど!
M5のMはミラーレスのMのはずなんですけど!
M5 MarkⅡは!? M6 MarkⅡは出たのに!!
Kiss MやRシステムの影に隠れ、すっかり話も聞かなくなってしまいましたが、
(一応今も)EOS Mシリーズのフラッグシップである我が愛機を片手に、
完全上位機R5/R6を前に、M5 MarkⅡを待ち続ける理由をまとめたいと思います。
〜目次〜
重要なのは手軽さ
誤解の無いように申し上げておきますと、
EOS Mシリーズは、APS-Cサイズのミラーレス一眼カメラです。
フルサイズよりセンサーも小さいですし、その分画角も狭くなります。
ただしそれは同時に、本体が小さく軽いということになります。
いくらミラーレスとはいえ、Rシリーズのカメラはその分大きくて重くなります。
Mシリーズで一番薄いパンケーキレンズをつけると、
バッテリー込みでここまでコンパクトなシステム構成になります。
これならお出かけバッグに忍ばせたりすることも容易で、
気合を入れてカメラを持ち出す事もありません。
RFレンズに手が出ない……
一眼カメラで忘れてはならないのが、レンズの種類と入手性です。
Rシリーズには新しいRFレンズという新しい規格のレンズが必要ですが、
それがもう、ほいほい買えるような値段ではありません。
その点Mシリーズは、プラスチックの筐体というのもありますが、
またRシリーズ同様、従来のEFレンズもアダプターを介せば使えるので、
コスパという点では、かなり戦えるシステムだと思います。
スピードブースターという裏技
とはいえ、MシリーズはAPS-C機。
本体サイズの代償に、Canonの場合画角が1.6倍に小さくなってしまいます。
50mmのレンズが80mmになる計算です。これはかなり違います。
ただしこれをある程度解決できる方法があります。
以前オールドレンズを使うなら必須として紹介した、スピードブースターというものを使います。
要するにワイドコンバーターをレンズの後玉の後につけるというもので、
画角が0.71倍、50mmレンズなら50mmx1.6x0.71=57mmになります。
もう一息感はありますが、80mmよりはスナップにも使えていい感じの画角です。
上のだるまさんは、実は同じISO、SS、カメラ位置で撮影しているのですが、
ブースターを使用した右側はの方が、明るく写っていることが分かります。
上の写真を撮影したレンズはEF 50mm F1.8 STM。
所謂「撒き餌レンズ」と呼ばれるレンズですが、
Exifを見るとF1.2。一段明るく撮影できています。
これに気づいてしまってから、正直Canon機のフルサイズに手が出ません。
EFレンズが充実している中、上位機を買うとレンズが暗くなる訳ですから。
願わくばCanonが純正でブースターを出してくれたら!
そんなことがあれば、多少高くても買いますよ。
R6は気にならなくもない
手が出ないとはいえ、実はR6の方はちょっと気になっています。
値段もまぁまぁですし、ボディ内手ブレ補正や進化したAF性能等、
Mシリーズにはない魅了が詰まっていて、買うとしたらR6だと思います。
ただ1点、どうしても気になるのが、R6の画素数の低さ。
2010万画素というのは、2420万画素のM5より低いのです。
画像エンジンの性能で十分カバーできるとのことですが、
今でもちょっと不満があるので、3000万画素はほしいところ。
実はこの3000万画素という画素数、適当に言っている訳ではなく、
先日発売されたEOS M6 MarkⅡというMシリーズのカメラが、
……となると、なんかこう期待してしまうものがありますよね。
噂はずーっとある
BCN+Rというサイトによると、2019年で最も売れたレンズ交換式カメラは、
私も以前ちょっと触った、Kiss Mなんだそうです。
更にここに来てM6 MarkⅡという、弟分にMarkⅡが出てきた訳ですよ。
実はM5 MarkⅡの話は、もうずっと噂サイトには載り続けています。
そして発表の時期が来て、ある時はRで、またある時はR5と、
私の期待ではなく世の中の期待に合わせて、その噂は現実になりませんでした。
そんな中、M5 MarkⅡは「M7」と名前を変えて、またまた噂サイトに出ています。
5じゃない! とは思いしたが、5Dと7Dの関係を思えば腑に落ちなくはない数字です。
発表は第4四半期、海外の記事ですので9-12月?もうすぐじゃないですか!
という訳で、長々と語りましたが、
要約すると「APS-Cのミラーレスが至高」という、
捻た思いと希望が、私にはあります。
だからこそ、RではなくMシリーズを待ち続けている訳です。
仮に噂が本当になり、M5 Mark ⅡなりM7なりが発表されたとして、
今最も恐れているのが、「RFマウントのAPS-C機」になることです。
レンズ資産もブースターも使えなくなってしまうので、
ならR6に乗り換えた方が、幸せになりそうな気がしています。
とりあえず発表の有無と、R6の値段と在庫が落ち着くのを待って、
今後のカメラ運用を考えようと思います。
ではでは
しゃっちー