【作例あり】Canon用Holgaレンズ「HL-C」を買ってみた

お世話になっております。

 

なんかちょっと最近、写真にマンネリを感じており、

安くておもしろいレンズか何か無いかと探しておりました。

 

そんなときに見つけたのが、「Holgaレンズ」というトイレンズ。

元々Holgaというトイカメラがあり、

そのレンズがCanon・Nikon・Sonyのマウントでそれぞれ出ているというもの。

 

Holgaの作例はネットにたくさんありますが、

いい感じにレトロな雰囲気の写真が撮れて、しかも安い！

 

という訳で早速Holgaレンズを購入し、撮影してきましたので、

作例と共に紹介したいと思います。

 

 

～目次～

プラスチックのMFレンズ

早速装着。プラスチック製で想像以上に大きい印象。

マウントはEFマウントです。フルサイズにも対応しているとか。

「f=60」とか書いてありますが、焦点距離60mmの単焦点。

そのF値は8固定なので、レンズとしてはかなり暗めです。

 

当然マニュアルフォーカス (MF)です。

マウント部以外全部フォーカスリングなのですが、

イラストでざっくりとした情報があるのみで、非常にアバウト。

トイカメラなので、甘めのフォーカスも味ということで。

 

ちなみに前面・背面共にキャップがちゃんと付いてきます。

背面キャップ絶対失くす。。。

 

街撮りが楽しい

詳細はさておき、早速街に出てみました。

確かにどこか懐かしさを感じる、レトロな写りになっています。

ピントがちょっと手前目ですが、解像感が低い感じも、

写ルンですで撮ったような雰囲気を出しているように思います。

 

かなり被写体（ポトレの場合は背景）を選ぶレンズだと思います。

海や山の様な広ーいものより、何かテーマを決めて撮るといい感じ。

その被写体がちょっと時代を感じる物だと、なお良し。

 

なおHolgaといえば周辺光量（ビネット）落ちですが、

今回買ったのは周辺光量が落ちないタイプです。

右の写真の様にPhotoshopで追加できますので、それでいいかなと。 

逆光を探したくなる

このレンズ、フレアが盛大に出ます。むしろそのフレアを楽しむ感じ。

多分このフレアが、写真のレトロ感を出しているんだと思います。

 

ただし時々不自然フレアが出ます。これも味といえば味？

上の写真は横向きに出ていますが、レンズの向きによっては縦にも出ます。

 

夜は流石に厳しい

夜写真にも挑戦してみましたが、ISO感度が爆上げする為、

あんまりいい写真にはなりませんでした。

ノイズも味になるレンズですが、程度は弁えたほうがよさそう。

 

マンネリ解消の変化球レンズ

やれ明るいレンズだ、やれ解像感だとうるさい昨今、

全くの逆を行くHolgaレンズは、ちょうどいい変化球といった感じ。

Photoshopでは表現しきれないレンズのクセもあるので、

軽くて小さいこのレンズを、常に携帯しておくのもありかも。

 

個人的には60mmという焦点距離がなんとも難しいです。

お寺とか撮ったら楽しそうなのですが、かなり離れないと収まりません。

やっぱりメインはポトレなのかな。それもそれで楽しそう。

夢が広がリング

Holgaレンズについては以上ですが、最後に一点。

私のカメラ(EOS M5)はEF-Mマントなので、EFレンズ用のアダプターが要ります。

このレンズを買う際に同時購入したのですが、

これによってEFマウントという、とんでもない沼に飛び込める様になりました。

 

EFマウントはCanon純正やサードのEFレンズの他、

他のマウントからEFマウントに切り替えるアダプターもたくさんあります。

 

あっ。。。

 

しゃっちー