激安ストロボ「Neewer NW-670」がCanon EOS M5でも使えた!
お世話様です。
ちょっと知り合いに依頼されて、急遽ストロボが必要になってしまいました。
普段山とかお寺とかを撮ってるので、ほとんど使う機会は無いのですが、
レンタルするより安上がりなストロボが、Neewerから出ているじゃないですか。
激安中華メーカーとしてNeewerは有名ですが、
この「NW-670」というストロボ、5000円強という値段でTTL(光量自動調整)付き。
まさに初心者がとりあえず買ってみるのに相応しいストロボなのですが、
それだけではなく、商品説明をよく見ると、「EOS M」にも対応しているとか。
という訳で、人柱覚悟でEOS M5用に購入してみたのですが、
TTLも含め、無事に使えるっぽいので、使用感を素人なりにまとめたいと思います。
内蔵ストロボという罠
もともと我が愛機・EOS M5にはストロボが内蔵されています。
光量が少ない上に前しか向かないので、あまり期待はしていなかったのですが、
こいつで試し撮りをしてみた結果が、こちら。
お分かりいただけただろうか。。。
ストロボを正面から当てたら、硬い感じになるのは分かるのですが、
被写体(シカさん)の前にできた影、これ実はレンズフードの影です。
これもうCanon側も使わせる気無いんじゃないかと感じるレベルで、
とても実用には耐えませんでした。
パイルダーオォン!
という訳で、Neewer NM-670を装着。
カメラ本体がコンパクトな為、非常に迫力があります。
一方カメラがコンパクトなので、ギリギリこれでも持ち運べる重さ。
あと簡易ディフューザーと小さなレフ板(白い板)も内蔵されています。
前面の雷マークは外部電源の差し口で、ニコンの「SD-8A」が使えうそうです。
背面は操作系と大きなディスプレイのみ。
非常にシンプルなので、基礎的な知識があれば説明書無しでも使えそう。
説明書は中国語と(怪しい)英語のみなので、お気をつけてください。
電源は単三電池4本。eneloopでも動きました。
電池を入れるとなかなか蓋が閉まらないのですが、ぐっと押し込む感じ。
電池入れの横に、有線接続の口もついています。
TTLは使えるのか
このストロボは5,000円強という値段ですが、TTL(光量自動調整)が使えます。
これが無いとカメラ側の設定を考え、自分で光量を調整する必要があるのですが、
その辺の思考をすっ飛ばせるので、とりあえず使いたいだけの素人にはもってこい。
どうやって使うのかというと、ストロボの設定をTTLにし、
後はカメラ側で普通に写真を撮るだけです。
シャッター半押しでカメラ側の設定をストロボが読み取り、
それに基づいた光量に、自動で調整してくれます。
それでは早速、ストロボを使ってさっきのシカさんを撮影してみましょう。
まずはストロボの光を、まっすぐシカさんに当ててみました。
フードの影が落ちることもありませんし、内蔵ストロボより明るく写ります。
やっぱり硬い雰囲気の写真になりますが、これはこれで嫌いではない感じ。
そして噂に聞く天井バウンス。もちろん天井の色は白です。
先程と違って、全体的にふんわりとした雰囲気の写真が撮れます。
この時内蔵レフ板を立ててはいたのですが、
シカさんがキャッチライトする訳では無いので、特に意味は無さそう。
もちろん光量を手動で変更することも出来ます。
試しに最弱設定(1/128)で撮影すると、光が足らず真っ黒になってしまいます。
今度はTTLに戻し、ISOを爆上げして撮影してみます。
これでTTLが機能していなければ、光が多すぎる真っ白写真になるのですが、
そうはならず、適切な所で光量が調整されていることがわかります。
スレーブ機能で内蔵ストロボが活きる
これだけでも満足なのですが、この激安ストロボには外付けの足がついており、
他のストロボの光に反応して発光する、スレーブ機能も使えます。
もう一つストロボが要ると思っていたので、油断していたのですが、
よく考えたら、カメラの内蔵ストロボでもスレーブって使えるんですね。
内蔵ストロボが発光するので、直当て+フードの影に注意ではあるのですが、
多灯ライティングが手軽にできるのも、NW-670のいいところですね。
これからブログの物撮り、ちゃんとカメラでやろうかな。。。
筋トレに勤しむ
激安なのに一通りの基本機能+αが揃った、NW-670。
とりあえずの1台だと思っていたのですが、私の使用環境では最適解な気がします。
ずっしり重いのが玉に瑕ですが、それは覚悟の上の購入なので、
これからカメラ片手に、筋トレに励もうと思います。
ではでは。
しゃっちー