Fitbit inspire HRでコロナ禍でも自分の生活を見直そうと思う
お世話になっております。
思い起こせば3年前、健康診断で「痩せろ」と言われた事をきっかけに、
Fitbit Flex2というアクティブトラッカーを購入しました。
ブレスレットサイズで歩数や運動強度、睡眠時間まで計測してくれるこのFlex2を、
かれこれ3年近く、入浴時以外は肌見放さず身につけていたのですが、
この度ちょっと思い立って、最新機種のFitbit inspire HRに買い替えました。
Flex2でできたことに加え、睡眠の質や心拍数まで計測する事ができるようになり、
昨今のコロナ禍で在宅勤務が続く中、食べすぎや運動不足はしっかり管理しようと感じるようになりましたので、
今回は以前購入したFitbit Flex2と比較し、どういう事ができる様になったのか、紹介します。
~目次~
自動検知の幅が段違い
Flex2はあくまで「進化した万歩計」的な立ち位置で、
歩数や活動量から運動の種類識別したり、睡眠時間の計測などが自動で可能でした。
そこからinspire HRでは、睡眠の種類(深い・軽い・レム睡眠)の他、
「睡眠スコア」というのが付く様になり、毎日の睡眠を評価してくれます。
(ただし基準が判らないので、相対的に良い悪いくらいしかわかりませんが)
またHR (=heart rate)モデルに限るのですが、心拍数も検出してくれます。
平常時や睡眠中、運動中の心拍数も自動で計測してくれて、
運動中は脂肪燃焼中なども表示されます。
私は入浴中以外24時間つけているので、自分の活動状況が赤裸々にわかってしまいます。
(睡眠時間が短い。。。)
一方こちらはFlex2で計測したものです。これだけでも結構いい活動計だと思っていましたが、
inspire HRではより項目が複雑になっているのが、これだけでも見てわかると思います。
Flex2は運動の種類を動きから計測しているので、ベッドのシーツを替えていたら、
一度エアロビをしていると記録されたことがあります(笑)
あ、誤解がない様に申し上げておきますと、
これまでの表記が全部英語なのは、私のスマホがそういう設定になっているからです。
もちろん日本語表記も可能です。ただフォントとか表現とかが翻訳丸出しで好きじゃないので、
ちょっと頑張って英語で運用しています。ご理解ください。
液晶画面は革新的
Flex2からだと、何よりの変化は液晶画面がついたことですね! しかもタッチ操作対応です。
これまでは振動で通知や歩数目標の達成を知ることが出来ましたが、
それに加えて時計や現在の心拍数、かわいい動物の絵まで表示することが出来ます。
しかも腕を傾けると液晶のoff→onが切り替わります。
以前購入したGermin Instinctと違い、自由にカスタマイズすることは出来ませんが、
表示させる画面の種類は、スマホのアプリから選択することが出来ます。
私の場合これとは別に腕時計をつけるつもりなので、心拍数や歩数まですぐ判る「Stats Heavy」にしています。
前回Flex2を記事にした際に、デフォルトではSMSしか通知できないことを欠点として紹介していましたが、
Inspire HRではその点が改善され、選択すればどんなアプリの通知でも表示可能になりました。
以前もサードパーティのアプリを使えば通知可能でしたが、あまり精度が良くなかったので、
公式で対応したのは、嬉しい限りですね。
運動のログが楽+詳細に
ウォーキングや水泳などは自動検知で記録してくれるのですが、
個人的に嬉しかったのが、手動でも運動を記録できるようになったこと。
アプリの方で週何回運動したか記録されるので、自動検出されないとちょっと残念でした。
特に筋トレはどうやっても自動検出してくれなかったので、これでアプリの方にも記録される他、
経過時間・消費カロリー・心拍数がその場で確認できるのも便利。
他にもトレッドミルやインターバルを置いた運動なども記録できます。
もちろんアプリには運動中の経過がすべて記録されるので、後で確認することもできます。
一定の心拍数を超えると「脂肪燃焼中」や「有酸素運動中」などが切り替わるので、
運動強度を確認しながら、ペースを調整するのに使っています。
ちょっと気になるところもあり
ここまで製品の紹介と、使ってみてよかった・進化したと思った点をまとめましたが、
これまで使っていたFlex2と比べ、ちょっと気になるところもいくつかあります。
一番分かりやすいのが、サイズが一回り大きくなったこと。
その代わりこれ単体で腕時計とも機能するようになったのですが、
腕時計はそれで他のものを使いたいため、干渉が気になります。
サイズ感と同じ位気になるのが、留め具の構造が変わったこと。
Flex2では穴に金具をはめ込む形でしたが、Inspire HRは普通の腕時計と同じ構造。
Flex2は使っている間に穴がガバガバになるので、そういう欠点は確かに少なくなりましたが、
付け外しがちょっと面倒になりました。あと腕に触れる金具がちょっと気になります。
上記の2点は正直慣れたり、少し緩めに腕につけることでなんとか対策は取れるのですが、
一番気になって、かつ意外と致命的なのが、充電器との固定が磁石式になったこと。
Flex2は物理的にはめ込む形だったので、安定感が落ちています。
磁石がちょっと弱めで、充電具合を確かめようと思うとすぐ外れてしまうのと、
ケーブルの長さが短く、USBの口の向きやコンセントの高さによっては、非常に充電しづらいです。
とりあえず充電は出来ていますが、これはもっと長いケーブルに変える必要があるかも。
「レコーディングダイエット」成功の立役者
実は本ブログ筆者、医者に「痩せろ」と言われてから15kg以上痩せました。
その甲斐あって翌年の健康診断では、体重の減り方を警告されたりもしたのですが、
その立役者が、Fitbitが提供する記録アプリ。
このアプリ非常に良く出来ていて、食事の品目や商品名を入力すると、
カロリーやマクロ栄養素を記録していってくれます。
もちろん日本語対応です。リストになければ自分で追加することもできます。
いわゆる「レコーディングダイエット」という手法ですね。
こうやって入力した食事内容と、自動で検出した運動内容から、
日々のカロリー支出を簡単に計算し、カロリーを取りすぎると警告もされます。
加えて体重や体脂肪率の増減も記録できるので、ガチで使い込むとかなり細かく記録できます。
(自動で体重や体脂肪率を記録できる体重計もありますが、さすがに高いので手入力です)
Flex2では運動と睡眠の検出しか出来ませんでしたが、
Inspire HRに買い替えて、より細かい運動量や心拍数も一緒に記録する事ができる様になりました。
消費カロリー数もそれに合わせて調整されるので、より運動の記録が正確になります。
「若干大きい」という欠点はあるものの、通知機能や液晶表示が強化され、
ただのアクティブトラッカーから大きな進化をしたInspire HR。
昨今のコロナ禍ですっかり運動不足という方も多いかと思いますが、
「自分がどれくらい食べて、運動しているのか」というのを、再確認するところから始めてはいかがでしょうか。
ではでは
しゃっちー